清原の事件は他人事か？
こんにちは！
大坪＠自宅まったり、です。
無限の体力を誇った30代からすると、
50代は「あ、体力って有限なんだな」と感じることがしばしばある。
というわけで、本日は週に一日の休み。
ていうかこうやってメルマガとかは書いているので、
正確に言えばアポイントを入れない日、ということだ。
今日も張り切っていこう！
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［１］清原の事件は他人事か？
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清原和博氏の事件は知ってるよね。
・才能に恵まれ、
・実際に大活躍し、
・大金を稼ぎ、
・日本中で知らない人がいないくらい有名で、
・モデルをするほどの美人の奥さんがいて、
・有名私立に通う出来のいい子供たちまでいて、
なぜ家庭を壊し覚醒剤に手を出すのか、全く理解できない、というのが正直なところではないだろうか。
そうすれば破滅するとわかっているのに。
では、彼の事件は全くの他人事か？
いやいや、そうではない。
実際に小さな規模で似たことをしている人は私たちの周りにもちらほらいるのだ。
私たちが実力をつけて、組織に依存する状態（「修行期」）を抜けると「独立期」に入る。
このメルマガの読者はほとんど個人事業主か、スモールビジネスのオーナーなので、
たぶんあなたは「独立期」の人だと思う。
独立期は、自分の頑張りが収入に直結するのでガンガンお金を稼ぐ人も出てくる。
「頑張る」→「お金が入る」→「もっと頑張る」→「もっとお金が入る」の好循環。
そのゾーンに入った人は一種の色気も出てくるので異性にモテ始める。
今まで付き合えなかった種類の人とも付き合えるようになる。
で、自己重要感が高まる。
というわけで、もっともっと事業を大きくしようと考える。
うまくいっているのだから、それを何倍にもしようとするのは自然のこと。
でもね。
ある地点から先は、自分一人の頑張りでは限界がある。
スタッフやパートナー、取引先、家族など、あなたの周りの多くの人の応援がないと、どうしようもない領域だ。
で、今まで面白いように伸びていた数字がピタッと止まってしまう。
あなたは焦ってますます頑張る。
それでも状況は変わらない。
いや、場合によっては、昔から忠実に支えてくれていたスタッフが辞めたり、
親友だと思っていたパートナーが離れていったり、
家庭がおかしくなったりする。
あなたが今、そんな状況でないことを願うね。
なぜこういうことが起こるかというと、
独立期のある時点から先は、ゲームのルールがガラッと変わってしまうからだ。
それまで「頑張り」でなんとかなったものが、
頑張れば頑張るほど、状況を悪化させてしまう。
でも本人はそれに気づかずアクセルを踏み続け、そして最後には全てを破壊してしまう。
それで、こういったことが起こる。
・会社をつぶす、
・会社から追い出される、
・会社のメンバーから総スカンをくらい味方がいなくなる、
・味方であるはずのパートナーが離れていく
（今回のケースで言えば、桑田氏がそうだよね）、
・パートナーに裏切られる、
・家族から愛されなくなる、
・で、家庭が崩壊する、
本人はみんなから裏切られた、と思っているけど、
はたから見ていると、これ全部自分でそう仕向けているんだよね。
これが「デッドゾーン」。
あなたの周りにこういう人はいない？
たいていはかつて優秀だった個人事業主だ。
私自身も個人事業主出身。
「仕事とは一人で完結させること」という意識に凝り固まっていたので、
「自分で頑張れば何とかなる」という意識からなかなか抜けられず、数年間苦しんだ。
一時期は、危うく「デッドゾーン」に突入するところだった。
ここを乗り越えたあたりから、入れ替わるように会社の成長が始まったと思う。
では、どうすれば「デッドゾーン」に落ち込まずに済むのか。
次回以降のメルマガで伝えていこうと思うよ。
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